スポーツの努力を、進学の力に変える
スポーツに積極的に取り組んでいる高校生の中には、大学でもアスリートとしての活動を希望する学生が数多くいます。 アメリカは世界で最も大学スポーツが盛んな地域であり、アメリカの大学は、アスリート学生をアドミッションで高く評価し、大学進学後も競技活動を続けられるように、積極的に支援しています。大学で競技を続けたい学生アスリートのために、進学のチャンスを広げるサポートを行っています。

NCAAとは?
NCAA(全米大学体育協会)は、アメリカの大学スポーツを統括する団体で、約1,000校以上の大学が加盟しています。競技のレベルや大学の規模によって、Division I・II・IIIの3つに分類され、各ディビジョンでさまざまな競技が行われています。 NCAAに所属するアスリートは、学業とスポーツの両立を求められながら、大学のチームに所属して高いレベルで競技を続けることができます。
- ディビジョンI
- 規模が大きくスポーツに力を入れている大学
- ディビジョンII
- ディビジョンIとIIの中間の大学
- ディビジョンIII
- 小規模でアカデミック重視の大学
NCAAアスリートからプロに
大学スポーツでは、プロチームやオリンピックを目指す選手が注目されますが、大学でプレーしているのは、そのようなスーパーアスリートだけではありません。NCAAアスリートの中で、プロになるのは2パーセント未満と言われています。
Why Colleges Value Athletes入学審査や学費で優遇されるアスリート
スポーツを続ける学生が入学審査で評価される理由は?
アメリカの大学は、高校でスポーツに取り組み、大学でもスポーツを続ける学生を高く評価します。学業とスポーツを両立させようと努力する学生は、人間として大きく成長できるということが、その理由のひとつです。
スポーツに取り組むことで、チームワークやリーダーシップの経験が自然と身につきます。また、学業とスポーツを両立させるために修得した「自律」や「時間管理」等の能力は、大学生活だけでなく、社会に出てからも大いに役立ちます。
スポーツ奨学金あり
スポーツ奨学金無し
学費の優遇制度(奨学金)について
名門大学への進学は狭き門ですが、大学チームのコーチから能力を評価されたら、アドミッションで大いに有利になります。合格しやすくなるだけでなく、学費の面でも優遇されます。
ディビジョンIとIIの大学ではアスリートのための奨学金制度(スポーツ奨学金)があります。ディビジョンIIIの大学にはスポーツ奨学金はありませんが、その代わりにメリット・スカラシップの中でアスリートとしての評価が加えられます。
How to
Get
Recruitedリクルーティング対策
全米の高校でアスリートとして活動している800万人のうちNCAAのアスリートになるのはわずか6パーセントです。その6パーセントに入るためには、大学のコーチからリクルートされる必要があります。大学のコーチに目に留まるためには、自ら売り込まなければなりません。何もしなくてもコーチから声がかかるのは、ごく一部のトップアスリートだけで、大半の学生は自らコーチに連絡をとります。
Step1
自分に合う大学・チームをリサーチ
Step1
自分に合う大学・チームをリサーチ
大学からリクルートされるためには、自分に合うチームを見極めることが重要なポイントです。競技のレベルはディビジョンやチームにより大きく異なります。自分のスキルやプレースタイルにぴったり合う大学、つまり自分が活躍できるチームと巡り合うことが、アスリートとしての進学を成功に導く秘訣です。
Step2
コーチへのアプローチ(メール・動画リンク)
Step2
コーチへのアプローチ(メール・動画リンク)
どの大学のチームが自分に合うのかを判断するのは難しいので、最初はなるべく多くの大学に連絡をとりましょう。100校を目標に大学チームのヘッドコーチ宛にメールを送ることをお薦めします。コーチ宛のメールでは、アスリートとしての成果、成績を示すとともに、自分がプレーしている動画のリンクも載せると良いでしょう。
Step3
成績も含めた総合評価への準備
Step3
成績も含めた総合評価への準備
大学のコーチには、高校の成績や、ACT・SATのスコア、大学で学びたい専攻など、アカデミックについても伝えます。コーチにとってアスリートとしての能力はもちろん重要ですが、学力面でリクルート可能な学生かどうかの判断も極めて重要です。
Step4
リクルート対象になり、入学審査へ
Step4
リクルート対象になり、入学審査へ
大学のコーチからリクルートの対象者に選ばれると、アスリートとしての入学審査の対象となります。この入学審査を通過すると進学が認められます。つまり、大学のコーチにリクルートされることが、NCAAアスリートへの第一歩となるのです。
学生アスリートの進学指導
私たちは、15年以上にわたって学生アスリートの進学をサポートしてきました。テニス、水泳、サッカー、野球など、日本の高校生が競争力を発揮しやすい競技だけでなく、フットボールやバスケットボール、アイスホッケーなどの競技でも、学生の活躍を支援しています。豊富な経験と実績をもとに、一人ひとりの学生に合った大学選びと進学を指導いたします。
Customer’s Voiceお客様の声
日本在住
Tさん
リベラルアーツ・カレッジ進学
日本の留学エージェントは、アメリカのコミュニティーカレッジを薦めるだけで、学力・英語力を伴った高校生の海外進学の支援には不慣れである。ましてや、学生アスリートの進学指導など、望むべくもない。
知人の紹介で原田さんに相談することになり、リクルーティング対応の進め方を、ゼロから教えていただけた。コーチに自分を売り込むメールの添削や、コーチやアドミッションとのやり取りの方法など、細かくサポートしていただけたので、焦らずに進学準備に取り組めた。
最終的には、本人が希望していたリベラルアーツ・カレッジから予想外の高額の奨学金が得られて、親としてはありがたかった。本人は、高校では学業面において特筆すべき成果を挙げたわけではないが、学習とスポーツを両立させてがんばったことで、人間として成長した部分を評価してもらえたと思う。
カリフォルニア州在住
Kさん
私立総合大学進学
アスリートとして進学を目指す学校選びについて、日本語で相談できる方は他にないと思いました。 日本人家庭で育った子どもの強みをよく理解してもらえ、本人が表現できないアピールポイントに助言いただけました。大学のコーチと連絡をとる方法や、自分を売り込む方法など、リクルーティングのプロセスをきめ細かくサポートしていただけたので、落ち着いて進学準備に取り組むことができました。
カリフォルニア州在住
Kさん
リベラルアーツ・カレッジ進学
大学では、無事テニスチームに入ることができ、幸運にもフレッシュマンながらチームのスターティングメンバーとしてシーズンを過ごしました。カンファレンスのAthletes
of the Weekに選ばれたこともありました。
本人はそうそうたるアスリートが集まるカンファレンスでプレーできることを、大変喜んでいます。そして、チームで思いきり活躍できたことを、支えてくれたコーチやチームメイト、その保護者たちが心から喜んでくれて、少し恩返しができたように思っています。
アカデミックとアスレティックの両面で大きく成長できたことは、本人にとって人生が変わるほどの自信になったようです。UC
ではなくリベラルアーツ・カレッジを選んだ選択が正しかったことに改めて気づき、喜んでいます。アスリートとして大学でもプレーを続けることがいかに貴重なことか、親としても改めて気づくことができました。
進学準備と進路についての無料相談Intake Sessionインテークセッション
コンサルティングをご検討の方は、最初にインテークセッション(オンラインのコンサルテーション)を受けていただくことをお奨めします。インテークセッションでは、進学準備と進路についてのご相談をお受けし、アドバイスを行います。質の高いコンサルテーションは、生徒と保護者、コンサルタントの信頼関係の上に成り立つものだと私たちは考えております。そこで、インテークセッションを通じて、私たちの進学指導の進め方をよく知っていただくことをお奨めしています。
なお、インテークセッションは、その後のプログラムの参加の有無に関わらず、無料です。