Navigation


English



テスト対策

アメリカの大学の入学審査では、テストの成績だけでなく、高校の成績や課外活動など、生徒の能力が総合的に判断されますが、 特に競争率の高い大学を目指す場合は、テストの点数も重要です。高校での学習進度を考慮して、どのテストをいつ受験するかという 戦略も重要となります。

SAT

SAT(Scholastic Assessment Test)は、アメリカの高校生が大学に進学する際に受験する共通テストです。アメリカの高校は、教育システムが 多様なため、高校の成績だけでは学生の学力を評価することが難しいため、多くの大学が応募の際にSATの提出を求めています。

SAT Reasoning Test (SAT I)
一般的にSATという場合は、SAT Reasoning Test をさします。論理的な思考力を問うテストで、Critical Reading(語彙力および文の構造の理解)、 Writing(文章構成力およびエッセイを組み立てる技量)、Math(数学および数学的思考力)の3科目で構成されていて、それぞれ800点満点、 合計2400点満点となっています。

SAT Subject Tests (SAT II)
科目別のテストで、英語、歴史・社会学、数学、自然科学、語学の5 分野20科目あり、この中から科目を選んで受験します。 大学に応募する際に、SAT Subject Tests のスコアが必要な大学はあまり多くはありませんが、UCやスタンフォード等の大学では、SAT Subject Tests の受験が必須となっています。
SAT Subject Testsは、1回の試験で最高3つまでを受験できます。各テストは800点満点で評価されます。選択科目については大学側が指定 している場合も多いため、どの科目を受験するのが最も有利になるか、事前によく検討する必要があります。

ACT

ACTは、SATと同様に大学入学審査の際に学力判定テストとして利用されています。ACTは、English(75問)、Math(60問)、Reading(40問)、 Science(40問)およびオプショナルの Writing(1問)で構成されています。
ほとんどの大学で、SATとACTは同等に扱われていますが、問題の形式は、SATとはかなり異なるため、大学へ応募する際に、どちらのテストのスコア を利用したほうが有利になるか等の戦略が重要となります。
SATとACTの点数の換算方法は、点数換算表をご覧ください。

TOEFL

最近日本から渡米してきた学生など、母国語が英語でない学生は、大学へ応募する際にTOEFLのスコアの提出が必要となる場合があります。 TOEFLは、英語圏以外の国の出身者がアメリカの大学への進学をする際に、学習に十分な英語力があることを示すためのテストです。
2005年秋から iBT (Internet-Based Testing)という新テスト形式が導入され、以前よりもコミュニケーション能力を重視する採点方法に変わりました。 そのため、聞く、話す、書く、というコミュニケーションの基本をきっちり押さえて準備をすることが大切です。